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精油を使った悩みの症状の軽減方法や解消方法。むくみ、生理不順、生理痛、眠れないなどの改善方法。

無気力でやる気がでない

気力がなく、面倒な気持ちになったり、何もやる気が起こらない状態。ストレスや精神的疲労がたまってくると、無気力で無関心といった、憂うつな気分に陥ります。
なげやりな気持ちにもなったりします。

新入社員や学生が、今までの環境と変わったときにかかりやすい五月病もその一種です。気分を高揚させて、やる気を促すように、気分転換やライフスタイルの転換をはかります。

毎日を楽しく過ごせるように、自分を積極的に鼓舞することが大切です。たとえば、朝起きたときに、爽快感を満喫できるような香りを焚いたり、頭がすっきりして1日がんばろうと思えるようなハーブティーを飲むなど、簡単にリフレッシュできる方法がおすすめです。そして夜は、次の日に備えて1日の疲れを癒し、リラックスできるような香りを足して、ゆっくりと入浴を楽しむのがおすすめです。

おすすめの精油

  • グレープフルーツ…緊張をほぐして気持ちを落ちつけ、切り替える
  • ジャスミン…憂うつな気分をなくして幸福感を与える
  • ジュニパーベリー…精神を引き締めて強くする
  • クラリセージ…こころに元気を与える
  • ゼラニウム…気持ちを明るくし、高める
  • ローズウッド…不安を取り除いてリフレッシュさせる
  • ローズマリー…気持ちを元気にしてやる気を引き出す

入浴

ジュニパーベリー+グレープフルーツ各2滴(半身浴の場合は各1滴)を使用します。
気分が重い朝は、40~42度くらいのやや熟めのお湯で、さっと短時間に全身浴をするのがおすすめです。精神を刺激して前向きな気持ちにする精油や、緊張をほぐす精油を使います。夜の入浴なら、ややぬるめのお湯、38~39度程度でゆったりと半身浴をします。

マッサージ

ジャスミン2滴+口-ズウッド1滴+ホホバオイル30mlが適量です。
マッサージオイルを両手になじませ、ストレスがたまってこりやすい首や肩を中心にもみほぐしていきます。首をやや傾けて、耳の後ろあたりから扁へ大きく円を描くように手を動かします。血液の循環を促すように、ときどき指先に力を入れてさするのがポイントです。

ハーブティー

セージ+オレンジプロッサム+ペパーミントがおすすめのハーブです。
朝、あるいは気持ちが落ち込んでいるとき、気分をすっきりとさせてこころを落ちつかせるお茶を飲みましょう。
熱いお茶はこころを元気づけますが、夏はアイスティーにしてもいいでしょう。セージが苦手な人は、ハチミツやレモンを加えると飲みやすくなります。

不安や心配事で精神が不安定

悩みや心配事があって気持ちが落ちつかない。なんとなく不安だったり、気になることや心配ごとが引っ掛かっていて、こころが休まらない。
こうしたこころの悩みが長引くと、健康にも障害が出てしまうおそれがあります。

できるだけ気持ちを明るく、こころを軽くするような対策をしなければなりません。たとえば、仲のいい友達とおいしいものを食べにいったり、電話で悩みや不安を打ち明けたり、楽しい映画や本を見たりするのもおすすめです。
不安や心配なことをしばらく忘れてみることが必要です。また、潜在意識に働きかけてくれる効果のある香りを利用してみましょう。くつろげる明かりの中、ポプリを飾って、ほっとする空間を演出してみたり、友達やパートナーのやさしい手のぬくもりを感じながら、背中をマッサージしてもらうのもよいでしょう。

効果的な精油は?

  • イランイラン…心を穏やかにする
  • ゼラニウム…精神のバランスを再調整
  • フランキンセンス…呼吸を落ちつかせて平静を取り戻す
  • ネロリ…気分を高揚させて明るくする
  • ベルガモット…不安や動揺を落ちつかせる

芳香浴

マグカップを使用する場合は、ネロリ2滴を使用します。ポプリ( ハープ)の場合は、 レモン+オレンジ+マリーゴールド各ひとつかみ程度を使用します。
即効性を期待するなら、お湯か水を入れたマグカップに精油を落として吸入するのがおすすめです。
部屋の中なら、明るい彩りを添え、気持ちをリフレッシュさせてくれる作用のあるポプリを飾ります。柑橘系のポプリがとくに効果的です。

手浴

フランキンセンス2滴が適量です。洗面器に40〜42度くらいの、やや熟めのお湯を入れ、精油を落とします。両手首の上までつけて、20分程度温めます。軽く両手をもみほぐしたり、深呼吸して香りも楽しむ気持ちでさらにリラックス効果が高まります。

マッサージ

イランイラン2滴+ゼラニウム2滴+ベルガモット2滴+ホホバオイル30mlを使います。
マッサージオイルを手にとり、大きく息を吸って、ゆっくりと吐きながら、みぞおちの部分を軽くなでるようにマッサージします。相手がいる場合は、背中から肩へ向かってゆっくりとさすってもらいます。

緊張をほぐしたい、和らげたい

会社での重要案件、スピーチやプレゼンテーションをしなくてはいけないとき。試験前や初めてのデートなども。緊張して気持ちがあせることは、日常生活の中でよくあるシーンです。また、ちょっとしたことであがってしまうこともあります。
また、苦手な人と会わなけらばならないときなども無意識のうちに緊張してしまうものです。
こんなときは、頭の中がまっしろになって、手足が震えて汗ばみ、結局何をどうしたのか覚えていないといった経験は、誰にでもあるものです。こんなときは、気分を楽にして自分に自信をつけるようにしたいものです。
かなりストレスがかかっていますので、リフレッシュすることも必要です。手のひらに「人」という字を3回書くというおまじないがありますが、これも緊張を鎮める方法のひとつではあります。手のツボを刺激するマッサージをプラスしてもいいでしょう。また、香りをつけたハンカチをつねに携帯しておくのも、あがり症の人にはおすすめです。

おすすめの精油は?

芳香浴

オイルウォーマー使用の場合は、スイートオレンジ2 滴+ラベンダー3滴+ サンダルウッド1滴がおすすめです。
時間に余裕があるなら、オイルウォーマーを使ってリラックスできる香りの空間を演出するのが効果的です。大きく深呼吸をして、気持ちを落ちつかせて。急ぐときは、ハンカチなどに精油を落とすか、ラベンダーなどのハープを包んでかぎます。

マッサージ

ラベンダー4滴+フランキンセンス2滴+スイトアーモンドオイル20ml+セントジョンズワートオイル10mlがおすすめです。
親指と人差し指の間に、緊張をほぐす「ツボ」があります。鎮静効果のあるセントジョンズワートオイルを加えたマッサージオイルを両手になじませ、手の甲を軽くさすったり、親指でツボを押さえながら手のひら全体をゆっくりともみほぐします。

ハーブティー

ラベンダー、ペパーミントがおすすめです。緊張するシーンにのぞむ当日の朝や、あがってしまったときに飲むと効果的です。精神を安定させる効果のあるハープや、頭をすっきりさせて集中力を与えてくれるようなハープがおすすめ。ラベンダーなら、花をいくつか浮かべて見た目を楽しむのもさらにリラックスできます。部屋にラベンダーの生花を飾るのもおすすめです。