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精油を使った悩みの症状の軽減方法や解消方法。むくみ、生理不順、生理痛、眠れないなどの改善方法。

むくみをとりたい

理想のプロポーションを簡単に手に入れられたら、ダイエット商品はこれほど氾濫しなかったでしょう。
アロマテラピーにおいても残念ながらダイレクトにやせる精油やハーブはありません。まずは、むくみや太った原因を考え、そのうえでアロマテラピーを利用するのがスタンダードな方法です。。むくみが目立つときは運動不足や水分の摂り過ぎが考えられます。また、むくみやすい体質には汗をかきにくく、血行が悪い人が多いようです。
つまり、代謝機能が鈍っていると余分な水分や脂肪を排出しにくくなり、その結果むくみが起こるのです。利尿作用に優れ、老廃物の排出を促すサイプレスやジェニパーベリーの精油を、マッサージや入浴に利用して新陳代謝を促進させましょう。このふたつの精油の香りは食欲をおさえて心を前向きにさせる働きもあるので、暴飲暴食を防いで食欲を自然のリズムに整えてくれます。

おすすめの精油は?

入浴

半身浴では、サイプレス+ジュニパーベリー各2滴を使用します。ぬるめのお湯に精油を入れてみぞおちから下までつかります。
このとき浴槽に入ったり出たりを繰り返す反復入浴法を行うと新陳代謝がより活発になり、汗をたくさんかいて老廃物や余分な水分を排出することができます。

マッサージ

サイプレス4滴+ジュニパーベリー2滴+ホホバオイル30mlを使用します。マッサージオイルを手のひらにとり、リンパの流れに沿って両手で足首からふくらはぎ、太ももに向かってさすり上げます。また、かかとの真ん中にあるツボの刺激は、代謝を促してむくみを緩和します。
二の腕も同じように、手首か小ら肩に向かってさすり上げます。マッサージは、体が温まっている入浴後に行うのが効果的です。

ハーブティー

ハーブは、ジュニパーペり-+レモングラス+ローズヒップス+ リンデンウッドを使用します。
利尿作用のあるジュニパーベリーやローズヒップス、さわやかなレモンの香りで消化を促進するレモングラス、水分の滞留を防ぐリンデンウッドをブレンドしたハーブティーを。継続して飲むことで、からだの中からむくみを解消できます。

頑固なむくみにおすすめ!

イサゴール」は、「サット イサゴール」は、インド原産ののオオバコ科植物、プランタゴオバタの種子のハルクを加工し粉状にした、植物性の食物繊維食品です。添加物や保存料は一切使用せずに加工し、無味無臭です。水分を含むと約30倍に膨れゼラチン状になります。 こうした健康食品を利用し、毎日の生活では、体の余分な水分や老廃物の排出を促進する精油などを使うとより効果的です。

生理不順

生理痛も女性にとっては大きな悩みですが、生理不順も困ってしまいます。生理の周期は始まった日から数えて25~35日後に次の生理が始まるのが基本です。周期が多少ずれても間隔が一定していれば心配はいりませんが、無排卵のケースもあるので基礎体温を測って排卵の有無を確認し、異常が疑われたら早めに婦人科を受診しましょう。
生理不順は、イライラしたり、不眠、冷え、のぼせ、腰痛などの症状が現れます。生活において精神的な不安やストレスをためないことも大切なポイントです。

おすすめの精油

入浴

全身浴は、クラリセージ+ラベンダー各2滴を使用します。38~40度のぬるめのお湯に精油を入れて、手でよくかき混ぜます。ゆっくりと全身をつかってリラックスしましょう。就重前に入れば心身をリラックスさせてストレスによる疲れや不眠症なども同時に緩和します。イライラするときには特に就寝前の入浴は効果的です。

温湿布

ローマンカモミール1滴を使用します。洗面器に熱湯を入れて精油を落とした中にタオルを浸してよく絞ります。
タオルを下腹部に当てます。痛みがあるときにも効果的です。タオルが冷めてきたら、もう一度熱いタオルを作ります。

マッサージ

クラリセージ3滴+ラベンダー3滴+スウィートアーモンドオイル30mlを使用します。痛みがあるときはマッサージがおすすめです。スウィートアーモンドオイルに精油を加えてよく混ぜマッサージオイルを作ります。背中底部から腰、腹部をやさしくマッサージします。

生理痛

生理に伴うお腹の痛みや不快感は、女性にしかわからない特有の症状であり悩みです。病気ではないのですが、気分も沈みがちでストレスもたまります。予定日の3~4日前から情緒が不安定になったり、外出できないほど辛い症状の人も少なくありません。
大切だけどわずらわしい生理を気分よく迎えるには、なによりも規則正しい食生活を心掛けることが大切です。脂肪分やカフェインなどの刺激物を減らし、ビタミンやミネラルが豊富な食品を摂るようにします。
また日頃からジャーマンカモミールティーを飲んだり、腹部のマッサージを行うと、痛みが軽減されます。
予定日の1週間前からラベンダーの精油で温湿布を行うのも効果的です。クラリセージやマージョラムなどの精油は、ホルモンのバランスを整えて、気分を高揚させたり、子宮を強化するといった女性特有の分野にも力を発揮します。

おすすめの精油

温湿布

ラベンダー1~2滴を使用します。熱いお湯に精油を入れます。その中にタオルを浸して固く絞り、腰にのせます)。温湿布は血行を改善することで痛みを軽減してくれます。ラベンダーの香りがリラックス効果もプラスします。

マッサージ

マッサージオイルを作ります。オイルを手のひらに取り、腹部を下に向かってさするようにマッサージします。マッサージは生理が始まる1週間前から行いましょう。また、内くるぶしの6cmほど上にある女性ホルモンに関係するツボの指圧や、背中から腰にかけてのマッサージもおすすめです。

ハーブティー

ハーブは、ジャーマンカモミールを使います。ジャーマンカモミールには精神をリラックスさせてホルモンの分泌を調整し、痛みやけいれんを鎮める効果があるので、日頃からこのハーブティーを飲んでいると生理痛が緩和されます。

効果がなかなか感じられない時

紹介している精油を使ったり、マッサージなどを行っても効き目を実感できないときには漢方薬などが効果的な場合があります。女性の半数が経験する月経前症候群には漢方薬で対処するといいでしょう。こちらに詳しく書かれています。