月別アーカイブ: 2012年10月

眠れない

翌日にワクワクするような楽しみなことが待っていたり、責任ある仕事を抱えていたり、気持ちが高ぶって眠れなくなることがあります。あるいは、周囲がうるさかったり、旅先だったり、落ちついて眠れるような環境にいないとき。これらの不眠は、原因がわかっているので、一過性のものといえます。

こういったものとは異なり、からだはかなり疲れているのになぜか眠れない、眠りが浅くて小さな物音でもすぐに目が覚めてしまう、といった場合、ストレスなどからくる不眠症が考えられます。このような悩みには、覚醒した脳の興奮状態を鎮め、こころを落ちつけることが必要です。
気分転換のために寝具を変えてみたり、本を読んでみたり。
キャンドルや間接照明などのリラックスできる明かりの中、こころを穏やかにし、眠りを誘う作用のある香りで部屋を満たすのもおすすめです。

芳香浴

オイルウォーマーを使用する場合には、 口- マンカモミール、クラリセージのいずれかを5滴使用する。
ハーブの場合、サシェにラベンダー+ジャーマンカモミール+ローズを各ひとつまみ程度を使用。
キャンドルの炎がゆらゆらと映るオイルウォーマーは、こころを落ちつかせるのに効果的です。また、ハープでオリジナルのサシュを作って、枕の下やパジャマのポケットに入れておくと、ほのかな香りから快い眠りにつながります。

半身浴

ラベンダー3滴+クラリセージ2滴を湯船に入れます。
38~40度くらいのぬるめのお湯に精油を落として、みぞおちから下まで、ゆっくりと長い時間をかけてつかります。眠る前の入浴がいちばん安眠効果が高くおすすめです。からだをじっくり温めたら、香りが残っているうちに布団に入ります。
半身浴の効果についてはこちら。

マッサージ

ネロリ2滴+ホホバオイル20mlを使用します。両手にマッサージオイルをなじませ、首すじから肩のあたりの筋肉の緊張や凝りをもみほぐしてから就寝します。相手がいる場合は、背中をさするように、ゆったりした動きでマッサージしてもらうといいでしょう。

ハーブティーを飲む

ローズピンクを飲みます。眠る10~15分くらい前に、ホットミルクティーや安眠効果のあるハーブティーを飲みます。温めたポットにハープを入れ、熱湯を注いだあと3~5分蒸ら熱いうちに飲みます。高ぶった神経を鎮めて、心身をリラックスさせ、心地よい眠りを誘います。

不眠関連リンク:

ストレスがひどい

仕事がうまくいかない。がんばっているのに成果がでない。評価されない。人間関係で悩んでいる。からだがだるくて、なんとなく気分が重くだるい。
自分では気がつかないうちに、ストレスがたまっていることは意外と多いものです。しかし、こうしたストレスは、誰もが形は違っても同じように抱えているものです。
こんなときは、こころとからだの両方の疲れを回復させてあげることポイントです。

ストレスの原因になっていると思われることから少し離れて、お風呂の中でリラックスしてみてはいかがでしょうか。
気持ちを落ちっかせる作用のある精油をぬるめのお湯に入れ、じつくりと半身浴をしてみましょう。
半身浴でゆっくり芯から温まる方法とメリットはこちらが参考になります。

このときに、鼻から息を吸ってゆっくり口から吐く腹式呼吸を繰り返し、香りを肺の中に吸い込みます。より気持ちが落ちつくでしょう。
また、ストレスは肩こりになって現れることも。入浴したあとや仕事の合間に軽く肩をまわしたり、耳のつけ根から肩にかけてマッサージをするだけでも気分転換とストレス解消になります。

ストレスがひどい場合のおすすめの精油は?

入浴(半身浴)

精油は、口- マンカモミール1滴+ラベンダー2滴です。
38~40度くらいのぬるめのお湯に精油を落として、みぞおちから下までつかります。ゆっくりと時間をかけて温まります。上半身が寒いようであれば、タオルなどをかけておくといいでしょう。そして、全身の力をぬいて、目を閉じ、香りを深く吸い込んでみます。余計なことは考えないようにストレス発散に努めます。

マッサージ

精油は、メリツサ2滴+ラベンダー4滴+ホホバオイル30mlです。
ストレスにより緊張しがちな首から肩をほぐします。両手にマッサージオイルをのばし、耳のつけ根あたりから肩全体にかけて、血行を促すように上下にもみ、さすりながらマッサージします。入浴中や入浴後に行えば、さらに効果的です。

ハーブティー

ビタミンCが豊富なローズヒップスのハーブを使用します。温めたポットにハープを入れ、熱湯を注ぎます。ふたをして、3 ~5分程度蒸らしてからカップに注いで飲みます。ローズヒップスにはビタミンC が豊富に含まれているので、ストレスがたまってイライラしている状態には最適です。

気分が沈んで落ち込む

恋人や夫婦の間でケンカをしてしまったり仕事で大きな失敗してしまったなど、どんよりと気分が落ち込んでいるときには、気持ちを明るく前向きになる工夫をしてみましょう。「子供だまし」と思われるかもしれませんが、何かワクワクするようなことを想像したり、自分の好きなことに目を向けるといった、前向きな気分転換が必要です。
気持ちを高揚させるような効果のあるローズマリーやベルガモットなどの精油をブレンドしたインセンスを焚いて、ゆらゆらと昇る煙を見ながら香りを楽しむのもおすすめです。
自信や積極性を与えてくれる精油を使って入浴するのも効果的です。さらに、勝利のシンボルである月桂樹の葉を浮かべると、元気を与えてくれる効果も倍増します。
また、精神のバランスを整える効果のあるハーブ入りのサシュを作り、身につけておくと、ほのかな香りが気分転換に役立つでしょう。

こんなときにおすすめの精油は

芳香浴

インセンス、 口- ズマリー、ベルガモット、イランイラン、ジャスミンのいずれかを選ぷ。インセンスは火をつけると瞬間的に香りがたつので、即効性があります。自分で作るのもおすすめです。サシェはガーゼの中にハープを入れて作り、バッグの中にしのばせて、ときどき香りをかいでみましょう。

手浴

ジャスミン・ベルガモット各1滴好みで月桂樹の菓を加えます。
洗面器に40~42度くらいのやや熟めのお湯を入れ、精油を落とし、好みで月桂樹の葉を浮かべます。お湯が冷めるまでの約15分程度、両手首の上までつけておきます。お湯の中で手をもみほぐすと、より効果的です。

マッサージ

イランイラン3滴+ ラベンダー2滴+ ローズマリー1満+ ホホバオイル30mlを使います。マッサージオイルを手にとり、手のひらで、手の甲全体を軽く押しなでるようにマッサージします。親指で指のつけ根から指先までらせんを措いたあとで、手のひら全体を親指でもみほぐします。