月別アーカイブ: 2012年10月

不安や心配事で精神が不安定

悩みや心配事があって気持ちが落ちつかない。なんとなく不安だったり、気になることや心配ごとが引っ掛かっていて、こころが休まらない。
こうしたこころの悩みが長引くと、健康にも障害が出てしまうおそれがあります。

できるだけ気持ちを明るく、こころを軽くするような対策をしなければなりません。たとえば、仲のいい友達とおいしいものを食べにいったり、電話で悩みや不安を打ち明けたり、楽しい映画や本を見たりするのもおすすめです。
不安や心配なことをしばらく忘れてみることが必要です。また、潜在意識に働きかけてくれる効果のある香りを利用してみましょう。くつろげる明かりの中、ポプリを飾って、ほっとする空間を演出してみたり、友達やパートナーのやさしい手のぬくもりを感じながら、背中をマッサージしてもらうのもよいでしょう。

効果的な精油は?

  • イランイラン…心を穏やかにする
  • ゼラニウム…精神のバランスを再調整
  • フランキンセンス…呼吸を落ちつかせて平静を取り戻す
  • ネロリ…気分を高揚させて明るくする
  • ベルガモット…不安や動揺を落ちつかせる

芳香浴

マグカップを使用する場合は、ネロリ2滴を使用します。ポプリ( ハープ)の場合は、 レモン+オレンジ+マリーゴールド各ひとつかみ程度を使用します。
即効性を期待するなら、お湯か水を入れたマグカップに精油を落として吸入するのがおすすめです。
部屋の中なら、明るい彩りを添え、気持ちをリフレッシュさせてくれる作用のあるポプリを飾ります。柑橘系のポプリがとくに効果的です。

手浴

フランキンセンス2滴が適量です。洗面器に40〜42度くらいの、やや熟めのお湯を入れ、精油を落とします。両手首の上までつけて、20分程度温めます。軽く両手をもみほぐしたり、深呼吸して香りも楽しむ気持ちでさらにリラックス効果が高まります。

マッサージ

イランイラン2滴+ゼラニウム2滴+ベルガモット2滴+ホホバオイル30mlを使います。
マッサージオイルを手にとり、大きく息を吸って、ゆっくりと吐きながら、みぞおちの部分を軽くなでるようにマッサージします。相手がいる場合は、背中から肩へ向かってゆっくりとさすってもらいます。

緊張をほぐしたい、和らげたい

会社での重要案件、スピーチやプレゼンテーションをしなくてはいけないとき。試験前や初めてのデートなども。緊張して気持ちがあせることは、日常生活の中でよくあるシーンです。また、ちょっとしたことであがってしまうこともあります。
また、苦手な人と会わなけらばならないときなども無意識のうちに緊張してしまうものです。
こんなときは、頭の中がまっしろになって、手足が震えて汗ばみ、結局何をどうしたのか覚えていないといった経験は、誰にでもあるものです。こんなときは、気分を楽にして自分に自信をつけるようにしたいものです。
かなりストレスがかかっていますので、リフレッシュすることも必要です。手のひらに「人」という字を3回書くというおまじないがありますが、これも緊張を鎮める方法のひとつではあります。手のツボを刺激するマッサージをプラスしてもいいでしょう。また、香りをつけたハンカチをつねに携帯しておくのも、あがり症の人にはおすすめです。

おすすめの精油は?

芳香浴

オイルウォーマー使用の場合は、スイートオレンジ2 滴+ラベンダー3滴+ サンダルウッド1滴がおすすめです。
時間に余裕があるなら、オイルウォーマーを使ってリラックスできる香りの空間を演出するのが効果的です。大きく深呼吸をして、気持ちを落ちつかせて。急ぐときは、ハンカチなどに精油を落とすか、ラベンダーなどのハープを包んでかぎます。

マッサージ

ラベンダー4滴+フランキンセンス2滴+スイトアーモンドオイル20ml+セントジョンズワートオイル10mlがおすすめです。
親指と人差し指の間に、緊張をほぐす「ツボ」があります。鎮静効果のあるセントジョンズワートオイルを加えたマッサージオイルを両手になじませ、手の甲を軽くさすったり、親指でツボを押さえながら手のひら全体をゆっくりともみほぐします。

ハーブティー

ラベンダー、ペパーミントがおすすめです。緊張するシーンにのぞむ当日の朝や、あがってしまったときに飲むと効果的です。精神を安定させる効果のあるハープや、頭をすっきりさせて集中力を与えてくれるようなハープがおすすめ。ラベンダーなら、花をいくつか浮かべて見た目を楽しむのもさらにリラックスできます。部屋にラベンダーの生花を飾るのもおすすめです。

スッキリ「眠気」をとりたい

車の運転をしているときや、大事な会議中、受験勉強の最中に、強烈に襲ってくる眠気をさましたい。あるいは、低血圧や二日酔い、前の日の疲れが残っているといった理由で朝の目覚めが悪く、こころもからだもしやんとさせたい。とにかく集中して仕事をしたい。などこうしたときは、こころとからだに刺激を与え、リフレッシュする方法を選びます。
肩や首をくるくるとまわすだけでも、心地よい肉体的刺激が充分得られます。両目を閉じて上から指で軽く押さえたり、こめかみや頭皮のマッサージをするのもおすすめです。熟めのお湯にさっと入ったり、シャワーですっきりするのもおすすめです。
また素早く眠気をさますなら、お湯か水を入れたマグカップやハンカチに精油を落として吸入をしましょう。気分を引き締め、目をさますようなミントやレモンなど柑橘系の精油を利用するのが最も効果的です。

おすすめの精油はこれ!

芳香浴

オイルウォーマー、ハンカチ、サシェ、ぬいぐるみを使用する際には。 ペパーミント、ユーカリのいずれかを2~3滴使がおすすめです。
部屋では、オイルウォーマーで香りを断続的に拡散させるのが効果的です。即効性を期待するなら、お湯か水を入れたマグカップに精油を落として吸入をします。
ハンカチやガーゼで作ったサシェに香りをつけて携帯しておけば、外出先で便利です。車の中なら、ぬいぐるみなどに精油を落として香りをつけておくのもおすすめです。

入浴

全身浴には、口-ズマリー4滴が定番です。お風呂に入ると気分がリラックスするため、眠気も覚めます。眠気がとれないときは、40~42度くらいの少し熟めのお湯に精油を落として、短い時間でさっと全身浴をします。長湯は禁物です。逆に眠くなってしまいます。ローズマリーは多少クセのある香りなので、苦手な人は、レモンなど柑橘系の精油をプラスします。入浴は、どうしても眠くなってしまう人は、手浴でもいいでしょう。

ハーブティー

ペパーミン+スペアミント+レモングラスがおすすめです。朝起きたときや、もうひとがんばりしたいときに。精神を刺激して頭をすっきりさせ、集中力を高める効果のあるハープをブレンドします。少し濃いめで飲むと目覚め効果倍増です。