症状別」カテゴリーアーカイブ

精油を使った悩みの症状の軽減方法や解消方法。むくみ、生理不順、生理痛、眠れないなどの改善方法。

頭皮のふけ、かゆみ

フケも抜け毛も頭皮の皮脂や水分のバランスが崩れて起こります。汚れが原因でしょうじる場合もありますが、洗いすぎが原因でもふけ、かゆみは生じます。また、圧倒的に多い原因としてシャンプーの洗い流しが足りない場合です。念入りに洗います。

特に乾燥しやすい頭皮の場合は、お湯の温度が熱すぎないよう注意します。あと洗い終わった後にごしごしこするのもNGです。優しく水分をふきとるようにします。
マッサージで血行を促し、栄養を与えて頭皮を健康にしましょう。フケ防止用の手作りリンスの材料に使うローズマリーは肌への刺激が強いので、精油をラベンダーに替えたリンスと1週間おきに交互に使います。ストレスが原因で起こる抜け毛はについては、「ストレス」解消のための精油を使用します。

おすすめの精油

リンス

フケには、ローズマリー 2滴+アップルビネガー5ml。抜け毛には、イランイラン+ローズマリ-各1滴を使用します。
フケ用はビネガーに精油を加えてよく混ぜます。これをお湯を入れた洗面器に加えて、頭皮を中心に髪全体になじませます。洗い流す必要はありません。抜け毛用はお湯を入れた洗面器に精油を入れて作ります。その中で髪と頭皮をすすぎ、水気を拭き取ります。洗い流す必要はありません。

マッサージ

フケには、ロ-ズマリー6滴+ホホバオイル30ml。または、ティートリー4滴+ベルガモット2滴+小麦胚芽油2ml+ホホバオイル28mlを使用します。マッサージオイルを作ります。親指を除いた4本の指のはらで、額から後頭部に向かって頭皮をもむようにマッサージします。

髪がぱさぱさしてうるおいがない

髪の毛にツヤがなくまとまらないと悩んでいる女性は若い人にも多く見られます。栄養の偏りやストレスがたまると、髪はツヤをなくしパサパサしてきます。肌同様、髪もさまざまなお手入れのための商品があふれていますが、トラブルを根本から改善してくれるものは、なかなか見つかりません。
精油は頭皮から髪を保護する皮脂線に働きかけて、皮脂のバランスを整えます。手作りのヘアパックやリンスで栄養を補給して、髪の自然なツヤを取り戻しましょう。

おすすめの精油

リンス

イランイラン2滴を使用。お湯を入れた洗面器などに精油を落としてよく混ぜます。これを髪全体によくなじませます。洗い流す必要はありません。タオルで水気を拭き取って自然乾燥させます。イランイランには皮脂のバランスを整える作用があり、髪の成長を促進させます。

ヘアパック

イランイラン3滴+ゼラニウム3滴+ ココナッツオイル3mlを使用します。髪に適度な油分を補給するココナッツオイルに精油をよく混ぜて作ります。シャンプー後の濡れた髪と頭皮に、とくに毛先を中心になじませて軽くマッサージをします。
蒸しタオルを巻いて5~10分浸透させます。余分なオイルをタオルで拭き取り、翌朝洗い流します。過1回をのお手入れが目安です。

汗の臭い

他人が自分の汗を不快に思っていたら…と考えると少し落ち込んでしまいます。そして注意すべき点はその臭いに自分が気づかない点です。汗をかいたときに、いつでもシャワーを浴びたり、入浴できるとはかぎりません。制汗とデオドラント効果のある精油の力を利用した手作りローションを、外出前にスプレーしたり携帯して、汗や体臭を予防しましょう。特に夏の間はエチケットとして考えるべきでしょう。

ハーブのセージ10gを粉末状にしてコーンスターチ40gに混ぜたものと、ラベンダーの精油1滴をつけた綿棒を一緒にビニール袋に入れて口を閉じて1日置くと制汗パウダーができます。足につけておくとベタつきや臭いをおさえてくれるでしょう。
足はむれやすいので、汗の臭いが気になる部位でもあります。
時々、夏になるとこれでもか!というコロンなどをつけている人がいますが、あれだと「私は臭いです」と言っているようなものです。臭いもさりげなさがとても大切です。

おすすめの精油

入浴

全身浴は、サイプレス+グレープフルーツ各3滴を使用します。40~43度の熱めのお湯に精油を入れて短時間入浴します。低温長時間の入浴は発汗を促すので注意します。柑橘系の精油を使ったときは、その後1時間以内は紫外線に当たらないように注意します。

ローションスプレー

ユーカリ7滴+レモン2 滴+ベルガモット1滴+ウォッカ5ml 精製水45mlを使用します。制汗作用のあるローションを作ります。お酒のウォッカに精油を加えてガラス棒などでよく混ぜます。これを保存用のスプレーボトルに移します。
精製水を加えてふたを閉め、よく振り混ぜます。脇の下など、汗や臭いが気になるところヘスプレーすることで気になる汗の臭い解消します。

臭いの種類と対策はこちら。特に夏に要注意です。