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精油を使った悩みの症状の軽減方法や解消方法。むくみ、生理不順、生理痛、眠れないなどの改善方法。

汗の臭い

他人が自分の汗を不快に思っていたら…と考えると少し落ち込んでしまいます。そして注意すべき点はその臭いに自分が気づかない点です。汗をかいたときに、いつでもシャワーを浴びたり、入浴できるとはかぎりません。制汗とデオドラント効果のある精油の力を利用した手作りローションを、外出前にスプレーしたり携帯して、汗や体臭を予防しましょう。特に夏の間はエチケットとして考えるべきでしょう。

ハーブのセージ10gを粉末状にしてコーンスターチ40gに混ぜたものと、ラベンダーの精油1滴をつけた綿棒を一緒にビニール袋に入れて口を閉じて1日置くと制汗パウダーができます。足につけておくとベタつきや臭いをおさえてくれるでしょう。
足はむれやすいので、汗の臭いが気になる部位でもあります。
時々、夏になるとこれでもか!というコロンなどをつけている人がいますが、あれだと「私は臭いです」と言っているようなものです。臭いもさりげなさがとても大切です。

おすすめの精油

入浴

全身浴は、サイプレス+グレープフルーツ各3滴を使用します。40~43度の熱めのお湯に精油を入れて短時間入浴します。低温長時間の入浴は発汗を促すので注意します。柑橘系の精油を使ったときは、その後1時間以内は紫外線に当たらないように注意します。

ローションスプレー

ユーカリ7滴+レモン2 滴+ベルガモット1滴+ウォッカ5ml 精製水45mlを使用します。制汗作用のあるローションを作ります。お酒のウォッカに精油を加えてガラス棒などでよく混ぜます。これを保存用のスプレーボトルに移します。
精製水を加えてふたを閉め、よく振り混ぜます。脇の下など、汗や臭いが気になるところヘスプレーすることで気になる汗の臭い解消します。

臭いの種類と対策はこちら。特に夏に要注意です。

しもやけ

生活環境や食生活の変化で昔ほど耳にしなくなりましたが、子供や水仕事をする人の中にはまだまだ多いのが、しもやけです。春~秋にかけては全く大丈夫でも冬~春にかけては必ずしもやけになってしまう女性が多いのも特徴です。
手足だけでなく耳や鼻にできることもあり、赤く腫れてかゆみを生じます。これはからだの末しょうの血液の巡りの悪さが原因なので、血流を改善することが必要です。
手浴や足浴で温めたり、指でやさしくほぐすと効果的。マッサージには血行を促す小麦胚芽油を使います。

おすすめの精油

手浴・足浴

(ハープ)ジャーマンカモミール10gを使用します。洗面器にハープを入れて熱湯を注ぎます。浸出されるまで5~10分待ち、水を加えて適温に調節します。手首または足のくるぶしまでお湯に約10分浸します。お湯の中で指をやさしくさするとさらに効果的です。

マッサージ

ジュニパーペリー1 2滴+ローズマリー2滴+ラベンダー2滴+小麦胚芽油5ml+スイートアーモンドオイル25mlを使用します。
キャリアオイルと精油でマッサージオイルを作ります。手と足の指1本1本にオイルを塗り、指のつけ根から指先に向かって、親指で円を措きながらやさしくさすります。内くるぶしの6cmほど上にある血行を促すツボを指圧するのも効果的です。
キャ

肌が脂っぽくててかってしまう

皮脂の分泌が盛んな脂っぼい肌は、にきびなどができやすくメイクも崩れやすいのが悩みです。ハーブを使ったフェイシャルスチームやパックで皮脂のバランスを整え、毛穴に老廃物がたまらないようにしましょう。油っぽい揚げ物などの食べ過ぎにも注意します。最近は、「洗いすぎ」による皮脂の過剰分泌が原因になっていることもあるので注意します。
洗いすぎの場合には、「肌の乾燥」の解消を試してみるといいでしょう。
収れん効果のあるラベンダーの浸出液でパッティングしたり精油を使ったローションを冷蔵庫で冷やして使うと毛穴の引き締めに効果的です。

おすすめの精油

フェイシャルスチーム

ハープは、ラベンダー3g+ マリーゴールド2g+ローズ1gを使用。洗面器にハープを入れて熱湯を注ぎ、別の洗面器などでふたをして約5 分間浸出させます。バスタオルをかぶって蒸気を顔にあてて、毛穴に詰まった老廃物を取り除きます。

フェイシャルパック

ゼラニウム1滴+セージ(ハーブをパウダー状にしたもの) 小さじ1+ホホバオイル小さじ1+カオリン大+ 精製水大さじ1を使用します。
乳鉢にカオリンとセージ、精製水を加えて練り合わせます。次にホホバオイルを加えて混ぜ、最後に精油を混ぜます。これを目と口のまわりを避けて顔に塗り、10分放置して乾いたら洗い流します。

ローション

ジュニパーベリー1滴+口- ズマリー1滴+ホホバオイル1ml+ 精製水30mlを使用。ホホバオイルに精油を入れてガラス棒などでよく混ぜます。保存用の遮光ビンに移し、精製水を加えます。ふたをしてよく振り混ぜます。使う前にもう一度よく振り、コットンにたっぶり含ませてパッティングしながらつけます。