月別アーカイブ: 2012年11月

筋肉痛

普段あまり動かないのに急に体を使ったり、休みの日にはりきってスポーツしたり、引っ越し作業など体を使うと、翌日は筋肉痛でツライことがよくあります。
また、同じ姿勢をずっと続けていることで、血行が悪くなって筋肉が緊張し、痛みを伴うこともあります。筋肉痛といっても、こりがひどくなったようなものや、けいれんや炎症など、症状はいろいろですが、どの場合でもいちばん有効なのは湿布です。

運動したあとのお手入れには、筋肉のほてりをおさえるための冷たい湿布を。運動する前にはウォーミングアップ用として、筋肉を温めて柔軟にする温湿布を。それぞれの効果を上げる精油を加えたうえで使用するのがおすすめです。
軽い打ち身やねんざにはマージョラムやラベンダーなど、筋肉のけいれんや炎症を鎮める精油をブレンドします。そして、筋肉痛を予防する意味でも、準備運動と運動後のマッサージを習慣づけます。

おすすめの精油は?

入浴

全身浴の場合は、サイプレス1滴+レモン2滴+ローズマリー1滴を使用します。足浴の場合は、サイプレス+レモン+ローズマリーを各1 満使用します。
筋肉痛になる部位として足が最も多いのですが、足の筋肉痛を早く癒す場合、足浴の反復浴をします。
洗面器に40度前後の気持ちいいと感じる温度のお湯を入れ、精油を落とします。くるぶしの上あたりまでを5~10 分くらいつけ、次に水の中にさっとつけます。血液の循環がよくなり、緊張がほぐれます。全身浴の場合には、40〜42度くらいの熟めのお湯にさっと入ります。

湿布

温湿布の場合には、ラベンダー2滴を使用します。冷湿布の場合には、ユーカリ2滴を使用します。
洗面器に熟めのお湯を入れて精油を落とし、タオルを浸します。スポーツをする前に、筋肉痛になりそうな部分に、5分程度当てておきます。精油を落とした冷たい水に浸したタオルは、運動したあとの筋肉のけいれんや炎症を鎮めるために使います。

マッサージ

ユーカリ3滴+ラベンダー2滴+マージョラム1滴+スイートアーモンドオイル30mlを使用します。
痛みが軽度の場合、マッサージオイルで筋肉のこりをソフトにほぐしていきます。力は加えず、さするようにするのがポイント。精神的に落ちつく香りを足すのもいいでしょう。ただし、炎症や腫れがひどいときはマッサージは避けます。

肩こり

肩こりは、同じ姿勢での作業やOA機器を使ったデスクワーク、精神的ストレスや眼精疲労など、あらゆる原因が考えられます。
近年は、パソコン、携帯、スマホなどの過度な使用による眼精疲労から肩こりの原因になっているケースがあります。
目の疲れやドライアイがひどい場合には、こちらもごらんください。
肩こりは、筋肉に乳酸が蓄積され、血液の循環が悪くなるために起こります。まずは、マッサージやストレッチ運動でこりをほぐすのがスタンダードな解消法です。腕をぐるぐるまわしたり、肩を上げ下げしたり、簡単な運動でも効果があります。また、温かい湿布を首や肩のこっている部分に当てて、筋肉をリラックスさせるのもおすすめです。
利尿作用があり、毒素を排出する働きや血行を促す働きのある精油をプラスすれば、より効果的です。さらに、血行を促す入浴も肩こりの解消には効果がありますから、毎日入浴する習慣をつけます。シャワーですましてしまうのは肩こり解消には不向きです。
入浴できない場合は、手浴や足浴で緊張をほぐすのもいいでしょう。

おすすめの精油は?

入浴

全身浴の場合は、ジュニパーペリー2滴+ ラベンダー3滴です。精油を加えた38~40度くらいの、ややぬるめのお湯にじっくりと時間をかけて入ります。このとき、首の後ろから肩にかけて、こった部分をもみほぐすようにマッサージすると、より早くこりが解消されます。リラックスした状態でマッサージをするのがポイントです。

温湿布

ラベンダー+マージョラム+ 口-ズマリー1各1滴です。こりが慢性化している場合や、早めにこりをとりたい場合は、湿布がおすすめです。洗面器に熱いお湯を入れ、その中に精油を落としてタオルを浸し、絞ったら肩に10〜20分程度当てます。タオルの上からこつている部分を軽くもみほぐします。

マッサージ

ローズマリー3滴+マージョラム1滴+ラベンダー2滴+スイートアーモンドオイル30ml。または、バーチ6滴+ スイートアーモンドオイル30mlを使用します。痛みをやわらげ、リラックスする効果のある精油でマッサージオイルを作ったら、首から肩にかけて、大きく円を描くようにもみほぐしていきます。とくにこりのひどい部分は、少し力を入れて指圧します。相手がいる場合は、ぜひマッサージをしてもらいましょう。

疲れ目 ドライアイ 解消 に役立つおすすめの 精油

疲れ目 ドライアイ 解消 に役立つおすすめの 精油を紹介します。パソコンやワープロなどのOA機器、テレビやファミコンの使用。最近では、常に携帯やスマホなどを使用しているコンタクトの長時間装着。知らず知らずのうちにに目を酷使しています。

目の病気やトラブルが急増している現代社会 パソコンやスマホの過剰使用が大きな原因

最近では、「ドライアイ」と呼ばれる現象も起きています。これは、涙の量が少なく、目が乾燥しがちで疲れやすくなり、ひどくなると目の奥が痛みだしたりします。

疲れ目は、放っておくと肩こりや頭痛の原因にもなってしまうので、早めの処置が肝心です。疲れを自覚した際には、目の疲れやドライアイは思った以上にすすでいるケースが多いのです。
目が疲れたと感じたら、精油やハープを利用した湿布をしてみましょう。温かい湿布なら、目のまわりの緊張がほぐれて楽になります。

また、冷たい湿布は、チタチクと刺すような痛みに効果的です。ただし、目もとはデリケートな場所なので、精油は作用が穏やかなものを選び、かなり希薄して使います。眼精疲労は、無理が禁物。疲れを感じたら、目薬をさし、目を閉じて休むことも必要です。

疲れ目 ドライアイ 解消

疲れ目 ドライアイ 解消

疲れ目 ドライアイ 解消 おすすめの精油は?

入浴

全身浴の場合は、 ラベンダー4~5滴を使用。精神的な緊張や肩こりがひどい場合は、目の疲れ同様にもひどくなります。精油を加えた38~40度くらいの少しぬるめのお湯に入って、心身ともにリラックスさせます。お湯の中で全身をマッサージするのもおすすめです。

湿布

温湿布の場合は、ラベンダー1滴を使用、冷湿布 ハープ)の場合は、 ジャーマンカモミール5gを使用します。温湿布は、洗面器にお湯を入れて精油を落とし、その中にタオルを浸します。固く絞ってから、まぶたや首の後ろに当てて、緊張をほぐします。冷湿布は、まずジャーマンカモミールのハーブティー( 浸出液) を作って冷蔵庫で冷まし、それをコットンにたっぶりと含ませてから軽く絞り、まぶたの上にのせます。この浸出液を含ませたコットンを保存しておくと疲れ目の時には役立ちます。

マッサージ

マカデミアナツツオイル15ml+バーチEオイル3満を使用します。目もとは刺激に弱い部分なので、キャリアオイルだけを使ってマッサージします。中指にオイルをなじませたら、両目のまわりを軽く押していきます。
こめかみや目口と目の間は、とくにゆっくりと押します。肩や首のこりを感じる人は、手にオイルをなじませたあと首から肩にかけて大きく円を措くようにさすります。

症状別

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