精油とハーブ」カテゴリーアーカイブ

代表的な精油、ハーブの効果の紹介。

ローズウッドの特徴と作用

ローズの香りをウッディ一系にしたような、ライトスパイシーな甘い香り。バラの香りに似ていることからローズウッドと呼ばれています。
しかし、原料はバラとはまったく異なる植物です。その木はフランスでは飾り棚、ブラシやナイフの柄に使われていました。
精油はブラジルの熱帯雨林で見られる常緑樹の心材から抽出しますが、木の絶滅を防ぐため、1本伐採するたびに1本植樹しなければならない法律ができています。
香水には古くから利用されていますが、アロマテラピーに用いられるようになったのは、つい最近のことです。

心への作用は、気分が滅入っているときや、いろいろな問題を抱えて落ち込んでいるときなどに、気持ちを明るく切りかえる作用があります。また、催淫作用もあるとされ、眠っていた官能を目覚めさせます。

体への作用は、殺菌、消毒作用でのどを健やかに保ちます。吐き気を伴うような頭痛、あるいはジェットラグ(長時間ジェット機で移動する際の心身の特別な疲労)の症状を軽くする力があります。

肌への作用は、細胞を刺激し、組織を新しくするエネルギーがあるので、切り傷や炎症に有効。乾燥肌、敏感肌にも使えます。また、バランスを整えて加温する作用は、老化してきた肌やシワ対策として用いられます。

ローズウッドの精油は、こちら。

ローズ アロマ 効果

ローズ アロマ 効果 特徴と作用、注意点

ローズ アロマ 効果 特徴と作用、注意点について紹介します。花の定番的代表で香りの女王と呼ばれるローズ。深くて甘い優雅な香りは、特徴的で幸せな気分にしてくれます。長い間、「愛と純潔」の象徴とされてきました。また、その花の美しさは、イギリスの貴族の紋章にも使われた歴史があります。

ローズ アロマ 効果

ダマスクローズから取れるローズオットーは「精油の女王」といわれ、貴重で高価。精油1滴を作るのにバラの花が約50本必要といわれます。レッドローズは「薬屋のバラ」という別名をもち、中世に肺疾患やぜんそくの治療に利用されました。ローズの精油は現在でも不老長寿の妙薬、若返りの薬とたたえられています。

心への作用は、情緒など精神面への働きかけに優れます。悲嘆、嫉妬、恨みなといった、マイナスなこころの状態をほぐすのに役立ちます。気分を明るく高揚させ、前向きで肯定的な感情を呼び起こします。

体への作用は、ホルモンのバランスを整え、生理の周期を正常にしたり、さまざまな性的障害を改善します。血液の循環を活発にして、毛細血管の働きを強化します。更年期障害にも有効で、かつ女性らしい感性を引き出します。

肌への作用は、ほとんどの肌タイプに有効ですが、とくに老化してきた肌や乾燥肌、敏感肌の人に有効です。

注意点は、通経作用があるので、妊娠中は使用控えます。

ローズアロマ 効果 まとめ

ローズアロマオイルは、バラの花から抽出されるエッセンシャルオイルで、特にリラックス効果や心身の癒しに役立つとされています。ローズの香りは甘く、華やかで、女性らしい魅力を引き出すことから、古くから愛用されています。ここでは、ローズアロマオイルの特徴、作用、注意点を説明します。

1. 心のリラックスと感情の安定

ローズアロマオイルは、心を落ち着かせる効果があり、特に感情的なバランスを取るのに役立ちます。深い悲しみやストレス、過度な緊張を緩和し、気分を穏やかに保つ働きがあります。愛情や安心感をもたらし、リラックスした状態に導いてくれます。

  • 効果: ストレス緩和、不安解消、感情的な安定

2. 自信を高める

ローズの香りは、自己肯定感を高め、自信を持つ助けになります。落ち込みやネガティブな感情から抜け出したいときに有効で、ポジティブなエネルギーをもたらす作用があります。

  • 効果: 自己肯定感向上、ポジティブなエネルギー

3. 美容・アンチエイジング効果

ローズアロマオイルは、肌に良い影響を与えることで有名です。特に乾燥肌や敏感肌を潤す効果があり、しわやシミの予防にも有用です。また、細胞の再生を促進し、肌のハリを保つため、アンチエイジングに効果的です。

  • 効果: 美肌、アンチエイジング、シミ・しわ予防

4. ホルモンバランスのサポート

ローズアロマオイルは、女性ホルモンを調整する作用があり、生理不順や更年期の症状を和らげる効果が期待されています。月経前症候群(PMS)による不快感やイライラの軽減にも有効です。

  • 効果: ホルモンバランス調整、PMSの軽減

5. 抗菌・抗炎症作用

ローズオイルは抗菌性があり、肌の炎症を鎮めたり、軽い感染症の予防にも役立ちます。傷口の治癒を促進する作用もあります。

  • 効果: 抗菌、抗炎症、傷の治癒促進

ローズアロマオイルの使用方法

1. アロマディフューザー

ローズのエッセンシャルオイルをディフューザーに数滴垂らして使用することで、空間全体にその華やかな香りが広がり、リラックス効果を得ることができます。

2. マッサージオイル

キャリアオイル(例: ホホバオイル、スイートアーモンドオイル)にローズオイルを数滴加えて、全身や特に乾燥が気になる部分にマッサージすると、美容効果とリラックス効果が同時に得られます。

3. バスタイム

お風呂にローズオイルを数滴加えることで、香りに包まれながらリラックスできます。肌に潤いを与え、心も体も癒されます。

4. フェイスケア

ローズオイルは乾燥肌や敏感肌に適しており、フェイスクリームやローションに加えて使用することで、美肌効果を高めることができます。

注意点

  • 希釈して使用: ローズオイルは非常に濃度が高いため、必ずキャリアオイルで希釈して使用してください。濃度が高いと皮膚に刺激を与える可能性があります。
  • 妊娠中の使用: 妊娠初期や中期には使用を避けることが推奨されます。特に妊娠中はホルモンの影響を受けやすいため、精油の使用には注意が必要です。
  • アレルギーテスト: 初めて使用する場合は、必ずパッチテストを行い、アレルギー反応がないことを確認してください。
  • 高価な精油に注意: ローズオイルは非常に高価なため、偽物や薄めた製品が多く存在します。信頼できる品質の製品を選ぶことが重要です。

まとめ

ローズアロマオイルは、心身をリラックスさせ、美容やホルモンバランスの調整にも有効なエッセンシャルオイルです。その優れた香りと効果は、ストレス軽減やアンチエイジング、感情の安定に役立ちます。使用時は適切に希釈し、注意点を守ることで、その効果を最大限に活用できます。

 


精油 ダマスクローズ(ローズオットー)3mL天然100%(ダマスクローズ精油40%+ホホバオイル60%) ナチュドール エッセンシャルオイル アロマ ローズ アロマオイル 精油 天然

精油とハーブ

レモングラス アロマ 効果

レモングラス アロマ 効果 特徴と作用、注意点

レモングラス アロマ 効果 特徴と作用、注意点について紹介します。さわやかで、レモンより香りが強いのが特徴です。かなり鮮烈な芳香で、デオドラント効果に優れています。レモングラスは、草丈が約90 センチほどのイネ科の植物で、インドでは数千年にわたって愛用されてきました。

レモングラス アロマ 効果

その精油は「インドバーベナ油」「インドメリッサ油」と呼ばれ、解熱剤や感染症、腫瘍の進行をくい止めるのに役立つ薬として使われていました。精油中のシトラールという成分は、化粧品や香水、洗剤や石けんの成分として価値の高いもの。西インド諸島で生産されるものが、いちばん品質がよいといわれます。

心への作用は、こころを刺激し、精気を回復させる働きがあります。また、精神を高揚させて、こころにエネルギーを与えてくれます。元気がでないときに使うと効果的です。

体への作用は、副交感神経の働きをバックアップし、食欲促進、消化不良や胃腸炎に作用します。また、乳酸を除去するので、筋肉疲労や足の疲労によるむくみなども改善する働きがあります。激しい運動をした後には非常に効果的です。

肌への作用は、皮膚にハリを与えます。開いた毛穴を引き締め、にきびをきれいに治し、皮脂の分泌バランスを整えます。

注意点は、かなり作用が激しいので、敏感肌の人は容量を少なく。必ずパッチテストを行ってから使いましょう。

レモングラス アロマ 効果 まとめ

レモングラスアロマ(Cymbopogon citratus)は、香り高い草本のエッセンシャルオイルで、爽やかなレモンのような香りが特徴です。レモングラスは、インディア、東南アジア、南米などで広く栽培されており、アロマオイルとしても非常に人気があります。以下に、レモングラスのアロマオイルの特徴、作用、そして使用時の注意点を説明します。

レモングラスアロマの特徴

  • 香り:レモングラスオイルは、フレッシュで爽快感のあるレモンのような香りが特徴です。この香りは、エネルギーを高め、リフレッシュさせる効果があります。さっぱりとした香りが心地よく、リラックスを促進します。
  • 原料:レモングラスは、主に東南アジアを中心に栽培される多年草で、長い葉を持ちます。エッセンシャルオイルは、レモングラスの葉から蒸留して抽出されます。

レモングラスアロマの作用

  1. 抗菌・抗ウイルス作用 レモングラスオイルは、強い抗菌、抗ウイルス作用を持ち、感染症予防に有効です。特に風邪やインフルエンザ、呼吸器系の不調に対して効果的とされています。また、空間の浄化にも役立ちます。
  2. リフレッシュ効果 レモングラスの香りは、心身をリフレッシュさせ、疲労感やストレスを軽減します。特に、仕事や勉強中に集中力を高めるため、ディフューザーでの使用が推奨されます。頭をすっきりさせるのに役立つため、朝の目覚めや集中力を高めたいときに効果的です。
  3. 消化促進 レモングラスは消化を助け、胃腸の働きを活発にする作用があります。胃の不快感や食欲不振、消化不良の改善に使用されることがあります。消化を促進し、腸内環境を整えるのに役立ちます。
  4. 痛みの緩和 レモングラスオイルは、筋肉痛や関節痛、頭痛の緩和にも効果があります。マッサージオイルとして使用することで、血行を促進し、痛みやこりを軽減することができます。
  5. 抗ストレス作用 精神的なリラックス効果もあり、ストレスや不安を和らげ、心を落ち着けるのに役立ちます。レモングラスの香りは、穏やかなリラックス効果を促進し、心の中の不安を取り除きます。
  6. 防虫効果 レモングラスオイルは、強力な防虫効果を持ち、蚊や虫を寄せ付けません。アウトドアやキャンプ、家庭内で虫除けとして使用されることが多いです。

使用方法

  1. ディフューザーで使用 レモングラスオイルをディフューザーに数滴加えて使用することで、部屋全体に爽やかな香りが広がり、リフレッシュ効果や抗菌作用を得られます。
  2. 蒸気吸入 湯気を吸い込む方法として、お湯にレモングラスオイルを数滴加えて吸引することで、呼吸器系を清潔に保ち、風邪や咳の予防に役立ちます。
  3. マッサージオイル キャリアオイル(例:ホホバオイルやアーモンドオイル)にレモングラスオイルを希釈して、筋肉痛や関節痛がある部位にマッサージすると、痛みを軽減する効果があります。
  4. 防虫スプレー レモングラスオイルは、蚊や害虫を寄せ付けない効果があるため、虫除けスプレーに使うことができます。水やエタノールと混ぜてスプレーとして使用します。
  5. バスオイル バスタブに数滴加えることで、リラックス効果を高め、疲れを癒すのにも役立ちます。また、皮膚の浄化作用にも効果的です。

注意点

  1. 敏感肌への使用 レモングラスオイルは比較的刺激が強いため、敏感肌や乾燥肌の人は注意が必要です。必ずキャリアオイルで十分に希釈して使用しましょう。肌に直接塗布する前にパッチテストを行うと安心です。
  2. 妊娠中の使用 妊娠中の女性は、レモングラスオイルの使用を避けるか、使用前に医師に相談することをお勧めします。特に妊娠初期には、香りが強すぎると感じる場合もあるため、慎重に使用する必要があります。
  3. 目に入らないように注意 レモングラスオイルが目に入ると、強い刺激を感じることがあります。目や顔の近くで使用する際は、十分に注意してください。
  4. 子供の使用 子供に使用する際は、必ず低濃度で使用し、年齢に適した量を守ることが重要です。特に2歳未満の子供には使用を避ける方が安全です。

総評

レモングラスアロマは、呼吸器系をサポートする抗菌・抗ウイルス作用や消化促進作用、精神的リフレッシュ効果、そして防虫効果など、多岐にわたる利点を持つエッセンシャルオイルです。活力を与え、心身のバランスを整えるために活用できる一方、肌への刺激が強いため使用方法に注意が必要です。


レモングラス 5ml 10ml 50ml 100ml 【精油 エッセンシャルオイル アロマオイル】【AEAJ表示基準適合認定精油】【RCP】

精油とハーブ