ローズの特徴と作用、注意点

アロマ

花の定番的代表で香りの女王と呼ばれるローズ。深くて甘い優雅な香りは、特徴的で幸せな気分にしてくれます。長い間、「愛と純潔」の象徴とされてきました。また、その花の美しさは、イギリスの貴族の紋章にも使われた歴史があります。
ダマスクローズから取れるローズオットーは「精油の女王」といわれ、貴重で高価。精油1滴を作るのにバラの花が約50本必要といわれます。レッドローズは「薬屋のバラ」という別名をもち、中世に肺疾患やぜんそくの治療に利用されました。ローズの精油は現在でも不老長寿の妙薬、若返りの薬とたたえられています。

心への作用は、情緒など精神面への働きかけに優れます。悲嘆、嫉妬、恨みなといった、マイナスなこころの状態をほぐすのに役立ちます。気分を明るく高揚させ、前向きで肯定的な感情を呼び起こします。

体への作用は、ホルモンのバランスを整え、生理の周期を正常にしたり、さまざまな性的障害を改善します。血液の循環を活発にして、毛細血管の働きを強化します。更年期障害にも有効で、かつ女性らしい感性を引き出します。

肌への作用は、ほとんどの肌タイプに有効ですが、とくに老化してきた肌や乾燥肌、敏感肌の人に有効です。

注意点は、通経作用があるので、妊娠中は使用控えます。

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ローズの特徴と作用、注意点」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 情緒不安定 | アロマテラピーの効能・効果

  2. ピンバック: しみ、くすみなどの肌の症状 | アロマテラピーの効能・効果

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