精油を使った代表的な6つのアロマ テラピーの方法

アロマ

香りを鼻から吸収して、神経に働きかける方法が、芳香浴です。森の中を歩いたらすがすがしい気分になったり、たくさんの花の香りに包まれると幸せな気分になるといった効果を精油で実感できます。
芳香浴には2通りあります。ひとつは、直接香りを吸入する方法。ハンカチやマグカップに精油を落として香りを嗅ぎます即効性が高いので、外出先や時間のないときに便利です。
もうひとつは、オイルウオーマーなどを使って、空気中に香りを拡散させる方法。部屋の空気を洗浄したり、複数の人たちといっしょに香りを楽しめます。ハーバルインセンスやアロマキャンドルなどもあるので、TPO に合わせて最も効果的な方法を選びましょう。もしも香りを吸入していて気分が悪くなった場合は、すぐに使用を中止します。

ハンカチやマグカップを使う

時間と場所を選ばずに楽しめ、しかも即効性の高い芳香浴法です。好きな香り、あるいは目的に合う精油を選んだら、ハンカチやティッシュペーパー、コットン、またはお蕩か水を入れたマグカップなどに1~2滴精油を落とします。たちのぼる香りに鼻を近づけて深呼吸をしましょう。マグカップを使う場合はカップを鼻に近づけ、手で鼻先に風を送りながら香りをかぎます。
部屋の中だけでなく、オフィスや学校、旅先などでも気軽に使える方法なので、こつそりと瞬間的に気分転換したいときや二日酔いにもおすすめです。最初から精油を含ませたハンカチなどを携帯して利用するのもいいでしょう。

オイルウォーマーを使う

香りは熱を加えると、より強く香ります。その特性を利用して簡単にアロマテラピーを楽しめる代表的な専用器臭が、オイルウォーマーです。オイルウォーマーは、精油を加えた水をロウソクの炎で温めることで、水分の蒸発とともに精油の香りを拡散させます。ぬくもりのあるロウソクの炎がアロマテラピーの効果をいっそう高めるでしょう。ただし、くれぐれもロウソクの炎には注意を。器具のまわりに燃えやすいものは置かないようにします。また、空焚きをしないように、香りが立つうちは差し水をしましょう。
オイルウォーマー一覧

アロマライト

アロマライトは、電球の熱で精油を温めて香りを拡散させるものです。15ワットほどの小さな明かりから、ほのかな香りが漂ってきます。オイルウォーマーと違って火を使わないので、寝室やベッドサイドで使用するのに最適です。また、子供がいる部屋でも安心して使えます。使い方は簡単。アロマライトの上部の皿に精油と、器具によってはお湯か水を入れて明かりをつけるだけ。精油の種類にもよりますが、約5滴で2時間ほど香りが続きます。精油がなくなったあとは、そのままルームライトとしても使えるものがほとんどです。
アロマライト一覧

ディフューザー

電動式のエアポンプによる空気の圧力で、精油の香りの微粒子を空気中に拡散させるのがディフユーザーです。オイルウォーマーなどに比べると、香りを広げる力が断然強く、わずか5分間の作動だけで、約1時間香りが持続します。熱を加えないため安全で、しかも原液を薄めずに使うため、精油そのものの香りを長い時間楽しめるのが特徴です。広い空間やたくさんの人が集まる場所、パーティーなどに最適です。精油の作用を上手に利用して、部屋の空気を殺菌しながら、雰囲気をつくるのに役立ててみませんか。香りの専門店で購入できます。
ディフューザー一覧

ハーバルインセンス

インセンスは、お香のこと。精油やハーブなど自然の香りを詰め込んだのがハーバルインセンスです。火をつけると煙がスーツと立ちのぽり、香りが広がります。ベースは古来から使われている、乳香や投薬、安息香などです。手軽に楽しむのなら既成品を。また、精油やハーブを選んでオリジナルのインセンス作りを楽しむこともできます。
インセンス一覧

アロマキャンドル

精油で香りをつけたキャンドルは、炎による視覚的なこころへの作用も期待できて、より効果的にアロマテラピーを楽しめます。既成品の種類も豊富。普通のロウソクをともしてから一度火を消し、溶けたロウに精油を落として再び火をつけるだけでも、香りのキャンドルになります。また、手作りのキャンドルも案外簡単にできるので、試してみましょう。
アロマキャンドル一覧

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