ローズマリー アロマ 効果 特徴と作用、注意点について紹介します。クリアで体の奧までしみ通るような、スーツとした強い香りのローズマリー。その名は、ラテン語の「海のしずく」といぅ意味の言葉に由来しています。
ローズマリー アロマ 効果
ローズマリーは、シソ科の常緑樹で、強い香りと清涼感が特徴的なアロマオイルです。ローズマリーの香りは、集中力を高め、頭をスッキリさせる効果があり、精神的なリフレッシュに役立ちます。以下に、ローズマリーのアロマオイルの特徴、主な効果、作用、注意点を紹介します。
海岸沿いでいきいきと育ち、淡いブルーの花がしずくのように見えるからことから名付けられました。
古代ギリシャなどでは、木や葉を悪霊を払う薫香に使ったり、虫よけとして利用していました。肉を保存するためにも使われていますが、肌を若返らせることでも有名です。
ハンガリーのエリザベート王妃は、高齢になってからローズマリーウオーターで毎日顔を洗い、やがて見るからに若々しい姿を取り戻したといわれています。
ローズマリーの特徴
- 香り: 清涼感のあるスパイシーでハーバルな香り。ウッディな香りがあり、気分をシャキッとさせる効果が期待できます。覚醒作用があるため、眠気やだるさを感じる時に使用するのに適しています。
- 原料: ローズマリーの葉や花から抽出されるエッセンシャルオイルで、特に高地で育つものが良質とされます。成分としては、1,8-シネオール（ユーカリプトール）を多く含みます。
ローズマリーの主な効果と作用
- 集中力と記憶力の向上
- ローズマリーの香りは、集中力を高め、精神をクリアに保つ効果があります。記憶力を強化するとも言われており、勉強や仕事に取り組む際のサポートとして活用できます。
- 疲労回復
- ローズマリーは、身体と精神の疲労回復に非常に効果的です。長時間の作業後や肉体的、精神的な疲れを感じているときに、リフレッシュするために使うと良いでしょう。
- 血行促進
- ローズマリーは血行を促進する作用があり、手足の冷えや、肩こり・筋肉痛を緩和する効果があります。マッサージオイルとして使用することで、疲れた体を癒やすのに役立ちます。
- 精神的なクリアさ
- 精神的に疲れたり、ストレスが溜まったりしているときに、ローズマリーの香りを嗅ぐことで心がクリアになり、ストレスを和らげることができます。特に、気分が沈んだときや集中が必要なときに効果的です。
- 抗菌・抗ウイルス作用
- ローズマリーは抗菌、抗ウイルス作用があり、風邪やインフルエンザなどの予防に有効です。空気中の細菌を除去するために、ディフューザーで使用することが推奨されます。
- 消化促進
- ローズマリーは、胃腸の調子を整え、消化を助ける効果もあります。食後にローズマリーオイルを使用することで、胃もたれや消化不良を軽減できます。
- ストレス軽減
- 精神的なストレスや緊張を軽減する効果があります。香りがリフレッシュ効果をもたらし、心を穏やかにします。
ローズマリーの使用方法
- ディフューザーやアロマポットで香りを拡散させることで、集中力を高めたり、気分をリフレッシュさせたりすることができます。
- お風呂に数滴加えることで、リラックスと同時に血行促進や消化促進が期待できます。
- キャリアオイルで希釈してマッサージオイルとして使用すると、肩こりや筋肉痛、冷え性の改善に役立ちます。
ローズマリーの注意点
- 妊娠中や授乳中の使用に注意
- 妊娠中の女性や授乳中の女性は、ローズマリーオイルの使用を避けるか、使用前に医師に相談することが推奨されます。ローズマリーには子宮を刺激する作用があるため、妊娠初期の使用は避けた方が良いとされています。
- 高血圧の人は避ける
- ローズマリーは血行促進作用があるため、高血圧の人には避けるべきです。高血圧や心臓病を患っている人は、使用前に医師に相談しましょう。
- 皮膚刺激の可能性
- ローズマリーオイルは、濃度が高いと皮膚に刺激を与えることがあります。使用する際はキャリアオイルで十分に希釈して使用し、パッチテストを行ってから使用することをお勧めします。
- 過剰使用に注意
- ローズマリーは強い香りを持つため、過剰に使用すると不快に感じることがあります。適切な量を使用するようにしましょう。
- 子供やペットへの使用に注意
- ローズマリーオイルは、幼児やペットには使用を避けるべきです。特に小さな子供や猫、犬に対しては慎重に取り扱う必要があります。
まとめ
ローズマリーのアロマオイルは、集中力を高め、精神的なクリアさを促進するために非常に有効です。また、疲労回復や血行促進、消化促進にも役立ちます。しかし、妊娠中や授乳中の使用には注意が必要で、高血圧や皮膚刺激にも気をつける必要があります。正しく使用すれば、非常に効果的で活力を与えてくれるアロマオイルです。
心への作用は、ローズマリーの香りは、脳細胞に働きかけて、記憶力を増進させる役目があります。眠気をさますような刺激的な香りなので、運転中に使うと効果的です。
体への作用は、頭痛と偏頭痛に効き、軽いめまいにも有効です。利尿作用もあるので、生理時の体内の水分の滞留解消や、むくみ対策にも利用できます。
肌への作用は、強い収れん作用をもっているので、たるんだ皮膚や腫れにも効果を発揮します。また、頭皮の障害を改善します。
注意点は、きわめて刺激が強いので、高血圧やてんかんの人には不向き。また、通経剤ですから妊娠中の使用は厳禁です。
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