精油とハーブ」カテゴリーアーカイブ

代表的な精油、ハーブの効果の紹介。

マージョラムの特徴と作用、注意点

マイルドでライトスパイシーな香りのマージョラム。おもな原料となるスイートマージョラムをはじめ種類も豊富なマージョラムは、古代ギリシャやローマではよく知られ、広く使われた薬草のひとつで歴史があります。
新郎、新婦がマージョラムの花の冠をつける習慣もあったといわれます。ギリシャ人たちは、筋肉がけいれんを起こしたときにこの薬草を用い、消毒のために床に撒いたりもしました。現在使われている精油にも、けいれんなどの筋肉痛を緩和する効果があります。また花や葉、茎は喚ぎタバコやパスタ料理、ソーセージ作りにも利用されます。

心への作用は、神経系を鎮静する効果に優れ、孤独感や哀しみなどを癒します。とくに、注意を集中させにくいといった状態のとき、興奮をおさえて気持ちを楽に落ちつかせ
る効果があります。

体への作用は、けいれんなどによる筋肉痛に効果的です。リウマチ痛や関節部分の腫れなどにも効きます。そして、心臓の強壮剤としても有名。高い血圧を下げて、からだ全体をリラックスさせて、頭痛や不眠症にも役立ちます。

肌への作用として血液の流れを促す力に優れているので、挫傷のあとに有効です。

注意点は、眠気をもよおすことがあるので、長時間の使用は避けます。妊娠中も厳禁です。
マージョラムの精油はこちら。

ベルガモット アロマ 効果

ベルガモット アロマ 効果 特徴と作用、注意点

ベルガモット アロマ 効果特徴と作用、注意点について紹介します。ベルガモットは、ほかの柑橘類より、はるかに甘い香りがします。そして、軽くてデリケートでフレッシュ。レモンやオレンジにはない温かみがあって、ややフローラルなトーンが特徴です。フローラルの香りが好みの人は、気に入る香りです。

名前は、初めてこの木が栽培されたイタリアの小都市であるベルガモに由来しています。
ベルガモットの木は樹高は2 ~3 メートルになり、精油を取る果実は洋なし型で、表面にはブツブツとしたへこみがあります。精油はおもに化粧水やマッサージオイルに多用され、アールグレイティーの風味づけに使われることでも有名です。

心への作用は、鎮静と高揚の作用があり、なんとなくやる気が起きないときや、うつ状態になっているときなどにおすすめです。

体への作用は、泌尿器管系に効果的な殺菌、消毒の働きがあるので、膀胱炎に対して有効です。

肌への作用は、消毒と治癒作用があるので、脂性肌や、ストレスによる湿疹やにきびなどにおすすめです。また、やけどや乾燥しやすい肌にも効果がります。

ベルガモット アロマ 効果

ベルガモット(Bergamot)は、シトラス系のフレッシュで甘く爽やかな香りを持つアロマオイルです。ベルガモットは、リラックスと元気を同時に提供するため、多くの人に愛されています。

以下に、ベルガモットアロマオイルの主な効果、特徴、作用、そして注意点を紹介します。

ベルガモットの特徴

  • 香り: シトラスの中でも特にフレッシュで爽やか、ほんのり甘く、フローラルな香りを持ちます。ベルガモットは、オレンジに似た香りを持ちつつも、より複雑で深みのある香りです。
  • 原料: ベルガモットは、イタリアのベルガモット地方で栽培される柑橘類(ミカンの一種)から抽出されます。主に果皮からエッセンシャルオイルが抽出されます。

ベルガモットの主な効果と作用

  1. リラックス効果
    • ベルガモットは、心をリラックスさせ、ストレスを軽減する作用があります。落ち込んだ気分や緊張感を和らげ、穏やかな気持ちに導きます。気分転換をしたいときや、ストレスの多い仕事の合間に使用すると効果的です。
  2. 抗うつ作用
    • ベルガモットは、軽度の抗うつ作用を持ち、心を元気づけてくれる効果があります。気分が落ち込んでいるときにこの香りを嗅ぐと、ポジティブな気分になり、気持ちが前向きになります。
  3. 不安や緊張の緩和
    • ベルガモットは、不安や緊張を軽減する効果もあります。過度の緊張や不安を感じるときに使用すると、心を落ち着け、リラックスした状態を作り出します。
  4. 自信を高める
    • ベルガモットの香りは、自己肯定感を高めるのにも効果的です。自信を失ったときや自己不信を感じるときに、心に前向きなエネルギーを与えてくれるため、ポジティブな気持ちを取り戻す手助けになります。
  5. 抗菌・抗ウイルス作用
    • ベルガモットには抗菌作用や抗ウイルス作用があり、空気中の細菌やウイルスを除去するのに役立ちます。これにより、風邪やインフルエンザの予防にも効果的です。
  6. 消化促進
    • ベルガモットは、消化を促進する作用もあります。食後に使用することで、消化不良を和らげ、胃腸をサポートします。
  7. 抗酸化作用
    • ベルガモットには抗酸化作用があり、肌の老化を防ぎ、細胞の健康を保つためにも使用されます。

使用方法

  • ディフューザーやアロマポットで香りを広げてリラックスした空間を作る。
  • お風呂に数滴加えることで、リフレッシュしたバスタイムを楽しむ。
  • キャリアオイルで希釈してマッサージオイルとして使用すると、リラックス効果や消化促進作用が得られます。

ベルガモットの注意点

  1. 光感受性
    • ベルガモットは光感受性を引き起こす可能性があり、皮膚に塗布後、日光に当たるとシミや炎症が生じることがあります。使用後は日光を避けるか、夜間に使用するのが理想的です。
  2. 皮膚刺激
    • ベルガモットは敏感な肌に刺激を与えることがあるため、必ずキャリアオイルで十分に希釈して使用してください。肌に直接塗布する際は、パッチテストを行い、反応を確認することをお勧めします。
  3. 妊娠中や授乳中の使用
    • 妊娠中や授乳中の方は、ベルガモットの使用を避けるか、使用前に医師に相談することが推奨されます。
  4. 使用過剰に注意
    • ベルガモットは強い香りを持つため、使用量を適切に管理してください。過剰に使用すると、香りが強すぎて不快に感じることがあります。

まとめ

ベルガモットのアロマオイルは、リラックス、気分の高揚、不安の緩和、消化促進など、多岐にわたる効果を持っています。ただし、光感受性や皮膚刺激に注意し、正しい使用方法を守ることが重要です。

注意

注意点は、長い時間、多量を肌に使うことは避けてください。敏感肌には刺激が強すぎるので、入浴する場合も少量からはじめます。また、使った直後に直射日光に当たってはいけません。


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精油とハーブ

ペパーミントの特徴と作用、注意点

メントールの爽やかな香りをもつペパーミントは、ウォーターミントとスペアミントの交雑種です。このハーブはヨーロッパ、アメリカなどで栽培されています。なかでも湿気のある気候を好むことから、イギリス産のペパーミントが最上のタイプだともいわれています。
ペパーミントは古くから歯みがき粉、消化薬、お菓子、酒などの香りづけに利用されてきました。軽く透き通った香りは、からだとこころにも積極的に働きかけます。精油の原液1滴をハンカチなどに落としてかぐと、吐き気や乗り物酔いを鎮めます。
防虫効果にも優れます。

心への作用は、ペパーミントの香りは刺激を与えて気持ちを引き締め、怒りを鎮めてくれます。精神的な疲労や偏頭痛を解消します。

体への作用は、とくに消化器系への作用に大きな効果があります。消化不良、胸やけ、下痢、便秘、乗り物酔いなどに有効に働きます。熱っぽいときや鼻づまりにも効果的です。歯痛、リウマチ、筋肉痛などの痛みをやわらげる作用などもあります。

肌への作用は、清涼感と浄化作用があり、かゆみ、炎症、日焼けを緩和します。にきびや脂性肌にもよいでしょう。

注意点は、刺激が強いので希釈濃度を厳守します。吸入をするときは目を閉じて行います。妊娠中、授乳中は使用を避けます。

ペパーミントの精油一覧はこちら。