マージョラムの特徴と作用、注意点

アロマ

マイルドでライトスパイシーな香りのマージョラム。おもな原料となるスイートマージョラムをはじめ種類も豊富なマージョラムは、古代ギリシャやローマではよく知られ、広く使われた薬草のひとつで歴史があります。
新郎、新婦がマージョラムの花の冠をつける習慣もあったといわれます。ギリシャ人たちは、筋肉がけいれんを起こしたときにこの薬草を用い、消毒のために床に撒いたりもしました。現在使われている精油にも、けいれんなどの筋肉痛を緩和する効果があります。また花や葉、茎は喚ぎタバコやパスタ料理、ソーセージ作りにも利用されます。

心への作用は、神経系を鎮静する効果に優れ、孤独感や哀しみなどを癒します。とくに、注意を集中させにくいといった状態のとき、興奮をおさえて気持ちを楽に落ちつかせ
る効果があります。

体への作用は、けいれんなどによる筋肉痛に効果的です。リウマチ痛や関節部分の腫れなどにも効きます。そして、心臓の強壮剤としても有名。高い血圧を下げて、からだ全体をリラックスさせて、頭痛や不眠症にも役立ちます。

肌への作用として血液の流れを促す力に優れているので、挫傷のあとに有効です。

注意点は、眠気をもよおすことがあるので、長時間の使用は避けます。妊娠中も厳禁です。
マージョラムの精油はこちら。

マージョラムの特徴と作用、注意点」への2件のフィードバック

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