アロマテラピーの効能・効果

筋肉痛

普段あまり動かないのに急に体を使ったり、休みの日にはりきってスポーツしたり、引っ越し作業など体を使うと、翌日は筋肉痛でツライことがよくあります。
また、同じ姿勢をずっと続けていることで、血行が悪くなって筋肉が緊張し、痛みを伴うこともあります。筋肉痛といっても、こりがひどくなったようなものや、けいれんや炎症など、症状はいろいろですが、どの場合でもいちばん有効なのは湿布です。

運動したあとのお手入れには、筋肉のほてりをおさえるための冷たい湿布を。運動する前にはウォーミングアップ用として、筋肉を温めて柔軟にする温湿布を。それぞれの効果を上げる精油を加えたうえで使用するのがおすすめです。
軽い打ち身やねんざにはマージョラムやラベンダーなど、筋肉のけいれんや炎症を鎮める精油をブレンドします。そして、筋肉痛を予防する意味でも、準備運動と運動後のマッサージを習慣づけます。

おすすめの精油は?

入浴

全身浴の場合は、サイプレス1滴+レモン2滴+ローズマリー1滴を使用します。足浴の場合は、サイプレス+レモン+ローズマリーを各1 満使用します。
筋肉痛になる部位として足が最も多いのですが、足の筋肉痛を早く癒す場合、足浴の反復浴をします。
洗面器に40度前後の気持ちいいと感じる温度のお湯を入れ、精油を落とします。くるぶしの上あたりまでを5~10 分くらいつけ、次に水の中にさっとつけます。血液の循環がよくなり、緊張がほぐれます。全身浴の場合には、40〜42度くらいの熟めのお湯にさっと入ります。

湿布

温湿布の場合には、ラベンダー2滴を使用します。冷湿布の場合には、ユーカリ2滴を使用します。
洗面器に熟めのお湯を入れて精油を落とし、タオルを浸します。スポーツをする前に、筋肉痛になりそうな部分に、5分程度当てておきます。精油を落とした冷たい水に浸したタオルは、運動したあとの筋肉のけいれんや炎症を鎮めるために使います。

マッサージ

ユーカリ3滴+ラベンダー2滴+マージョラム1滴+スイートアーモンドオイル30mlを使用します。
痛みが軽度の場合、マッサージオイルで筋肉のこりをソフトにほぐしていきます。力は加えず、さするようにするのがポイント。精神的に落ちつく香りを足すのもいいでしょう。ただし、炎症や腫れがひどいときはマッサージは避けます。

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