「明日は、重要な会社の会議で、プレゼンをしなくちゃいけない」、または、明日が試験だから「今夜はしっかり勉強しなくてはいけない」など、「今日中に仕上げなくてはならない仕事がある」といった場合。意識を集中させなければならないのに、どうも気が散ってしまうことがあります。「やらなくてはいけない!」といったことがストレスになって精神が集中できないケースです。
まず、雑念を取り払うために環境を整えることから始めます。机の上を簡単に整理したり、準備体操のつもりで軽くストレッチ運動をするだけでも気分が変わります。
また、熟めのお風呂にさっと入って、からだと神経を目覚めさせるのもいい方法です。時間がない場合は、マグカップの中にお湯か水を入れて、その中に頭をすっきりさせて集中力を高めてくれる効果のある精油を落とし、香りを吸い込んでみましょう。また、頭皮を軽くもみほぐすマッサージなどでリラックスするのもおすすめです。
集中力を高める精油は?
- ペパーミント…眠気をさまして頭をすっきりさせる
- マージョラム…こころを強くする
- ユーカリ…頭をすっきりさせて集中力を高める
- ローズマリー…脳細胞を活気づけて記憶力を高める
- レモン…精神を刺激して記憶力を強化する
芳香浴
マグカップ、ハンカチに口- ズマリー、ペパーミント、レモンのいずれかを1~2滴使用。
オイルウォーマーを使用する場合は、ローズマリー2滴+ユーカリ2滴+レモン1滴。または、ペパーミント2滴+ マジョラム1滴を使用。
手軽にできて即効性を期待するなら、お湯か水を入れたマグカップやハンカチに精油を落として香りを吸入する方法をおすすめします。運転しているときや、会議中にこつそりと芳香浴をしたい人にはぴったり。ハンカチがない場合は、コットンやティッシュペーパー
に落としても効果は同じです。
また、意識を集中できるような環境に整えたい場合は、オイルウォーマ一に精油を落として断続的に香りを拡散させます。
精神を刺激するような、ビリッとした精油がおすすめです。
入浴
全身浴の場合、マージョラム2滴+ ローズマリー3満を使用。集中力がなくなってからだもだるくなってきたら、刺激性のある精油を使って全身浴を行います。40~42度前後の、少し熱く感じるお湯に精油を加えさっと入ります。ローズマリーの強い香りが苦手なら手浴もおすすめです。
ハーブティーを飲む
口- ズマリー、ペパーミントを使います。精神的に煮詰まってきたら、お茶の時間を作って気分を変えてみましょう。頭をはっきりさせて、集中力を高める効果のあるハーブティーでひと呼吸。いつもよりやや濃いめにして飲むと、いっそう効果的です。