アロマテラピーの効能・効果

レモンの特徴と作用、注意点

フレッシュで、きりっと引き締まった香りがするレモン。柑橘類の果実を意味する、アラビア語「ライムン」とペルシャ語の「リムン」から名づけられました。
昔は、さまざまな病気の原因となる昆虫による刺し傷に対する消毒剤として使われ、当時最も怖い病気のひとっ、マラリアさえも治すのに役立つと信じられていたほどです。
エジプト人は、肉や魚による食中毒を防いだり、チフスなどの疫病を解毒するものとして、レモンを利用していたそうです。また、長い間、ビタミンCの補給源としても重宝されていました。

心への作用は、リフレッシュ効果が高いので、興奮したときや気分転換をしたいときにぴったりです。少し興奮気味のときに役立つでしょう。頭をスッキリさせて、集中力や記憶力を高めたいときにも有効です。

体への作用は、血液の流れを促し、高血圧を低下させます。消毒性があるので、発熱を伴った風邪に効果的です。

肌への作用は、古くなった角質を取り去って、くすんだ肌色を生き生きとさせます。また、にきびや吹き出ものをおさえる働きがあります。美白には欠かせないビタミンCですので、肌への効果は期待できます。

注意点は、敏感肌には刺激が強すぎるので、注意が必要です。使用する場合には、量に気をつけたり、キャリアオイルやほかのオイルとブレンドします。

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